学院祭実行委員長:萩原一樹
楓祭実行委員長:丸山璃子
インタビュアー:武田健友
イ:今回は学院祭実行委員長の萩原君と楓祭実行委員長の丸山さんの2人に文化祭のコラボに ついて聞きたいと思います。まず、今回のコラボはどのような経緯でやる方向に決まったのでしょうか?
萩:始まりは、冬に参加した文化祭委員が集まるイベントです。そこでたまたま同じグループになり、文化祭を盛り上げるために何ができるかというテーマになりました。そこで僕が男子校と女子校がコラボできたら面白いかもねと話しました。
丸:本当にその一言からですね。笑
萩:丸山さんの机の上にちょうどDUO3.0(英単語帳)が置かれていて、これは何かのご縁かなと正直思いました。学院以外でDUOを使っている学校はないと思っていたので笑。
丸:英和では高校生がDUOを使うのですが、この単語帳の例文は癖があって面白いので、そこを何とかコラボに繋げられないか、と。
萩:イベント終了後、最初は漠然としていたのですが、コラボについての話し合いが僕と丸山さんの間で始まりました。僕もノリで言ったので本当になるとは思ってもいませんでした。笑
丸:ノリと言うと聞こえは悪いですが、早い時期から驚く程話が進んで現実味を帯びていき、両校の校風が寛容なことも相まってすぐに許可が下りました。
萩:当初何をして良いかわからず、Googleで、『男子校、女子校コラボ』と調べてましたが(笑)、何もヒットせず、自分達は日本で初めてのことを成し遂げようとしているのだと改めて感じましたね。笑
丸:それは初耳だなぁ。笑特に共通点がある学校同士ではないですが、単語帳一冊で繋がれるものなんだな、と感じます。その後、お互い英語ディベートの団体があることも発覚して、コラボ企画が発展しました。何でも挑戦してみるものですね。笑
萩:当初は学院祭の執行部からコラボ実現は難しいのではという声も上がりましたが、丸山さん、副委員長の武田くんを中心として、両校の交流会を開き、無事コラボ実現ということになりました。
丸:如何せん企画が新しすぎるので、受け入れてもらえるかという不安や周知する難しさを強く感じました。めちゃくちゃ不安だったよね。笑
萩:そうだね。笑
丸:動画の撮影の大半は夏休み中で、本当にバタバタで大変でした。直前に行った数時間に及ぶ撮影前の会議も機材トラブルも今となっては良い思い出です。
イ:今回のコラボを踏まえて、来年以降こうしていってほしいなどの展望があったら教えてください。
萩:文化祭への一つのモチベーションとしてコラボがあり続けて欲しいと思います。今年の学院祭テーマがNew Era(新時代)なのでコラボが新たな学院祭の伝統になれば嬉しい限りです。後輩達には、是非これからも東洋英和さんとの交流を続けて欲しいと思います。OBとして来年を楽しみにしてます。
丸:ほぼ同じですね。勿論交流は続ける前提で、今年度は惜しくも叶わなかった対面のコラボに是非挑戦してほしいです。自分達の文化祭の伝統を崩さない程度に他の学校とも連携するのも面白いかもしれません。
イ:最後に一言ずつお願いします。
萩:コラボに至るまで、東洋英和のチーフ会の方々、多くの人に応援されながら実現したコラボでした。最初で最後の文化祭で最高の思い出が作れました。心からお礼申し上げます。
丸:萩原君と武田君には、コラボ正式決定前から何度も助けられました。本当に良い友人であり、良いチームです。初めこそ不安でしたが、学院祭執行部の方々、両校の先生方、沢山の方のご尽力と温かい応援があってコラボが現実になりました。心より御礼申し上げます。